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Lightroom CC登場!EOS M3らのRAWにも対応&ついにHDR写真生成が可能に!

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コクーン2プレオープン&レゴストア

そろそろかな〜と思っていたところで発表されました、Lightroomの最新版「Lightroom CC」。嬉しいことに、EOS M3のRAWにも対応しましたよ!このエントリの写真はEOS M3のRAWからLightroomで現像しています。

これで2015年春発売のカメラにも対応!

コクーン2プレオープン&レゴストア
いやー3月半ばから今日まで、EOS M3のRAWがたまりにたまって焦っていましたが、これで現像に回せます!嬉しいな。

ちなみに今回新たに対応したRAWは以下の通り。キヤノンはRAW情報を回すのが遅いらしく、現像ソフトの開発者泣かせと聞いたことがありますので、発売後半月での対応には頭が下がります。

New Camera Support in Camera Raw 9

Canon EOS 5DS
Canon EOS 5DS R
Canon EOS 750D (Rebel T6i, Kiss X8i)
Canon EOS 760D (Rebel T6s, Kiss 8000D)
Canon EOS M3
Casio EX-ZR3500
Fujifilm X-A2
Fujifilm XQ2
Hasselblad Stellar II
Nikon D5500
Nikon D7200
Olympus OM-D E-M5 II
Olympus Stylus SH-2
Olympus Tough TG-4
Panasonic Lumix DMC-GF7
Panasonic Lumix DMC-ZS50 (DMC-TZ70, DMC-TZ71)
Samsung NX500

Camera Raw 9 now available
http://blogs.adobe.com/lightroomjournal/2015/04/camera-raw-9-now-available.html

なお、新しくなったLightroomにはRAWからパノラマを生成する機能や、顔認識で自動的にタグをふる機能が追加されました。が、使わないかなあ。ただ、わかんない。もしかしたら子供の写真を集めてくるのにすごく役立つ可能性もあります。おもいでばこと連携できるような使い方が出来たら、また記事にするかも。

HDR機能は待ってました、というところですね。色々試してみようっと。

 

のりおのまとめ

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とりあえず、Lightroomがないと生きていけないくらいには使い込んでますので、新しいバージョンも何か気がつき次第記事にしていきたいと思います。

いままでのLightroom関係の記事はこちら。

Lightroomカテゴリ | エアロプレイン
http://airoplane.net/category/photo/lightroom-photo

Adobe Photoshop Lightroom 6 日本語版 【Macintosh版】 [ダウンロード]
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公式情報はこちらから。

写真編集・加工ソフト | Adobe Lightroom 6 無料体験版
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html

 


LightroomCCがHDR対応!そこで1枚の写真から「なんちゃってHDR」を作ってみよう!

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Liverpool Cathedral -HDR Sample 1-2

最新のカメラにも対応した、待望のLightroomCCですが、その他にもパノラマ写真やHDR写真に対応したという特徴をもっています。中でもHDR写真への対応は、往年のPhotoshopでのHDR生成を彷彿とさせる手軽さですので、ぜひ紹介しておこうと思います。

手軽な「なんちゃてHDR写真」を作ろう

HDR写真は、本来であればブラケット撮影(=露出を変えて同じ構図の写真を撮ること)を行い、露出オーバー、露出アンダー、適正露出の3種類の写真を合成することで、ハイダイナミックレンジの写真を生成する技術です。このあたりは友人のまゆみんのHDR本がわかりやすいのでオススメ。

HDR写真 魔法のかけ方レシピ ~撮ったあと生まれ変わる、写真のあたらしい楽しみ方
4774169897

写真集としても大変に良いです。

 

さて、ここからが本題。

とはいっても、ブラケット撮影からのHDR写真づくりには、「全く同じ構図」を実現するための三脚が必要だったり、撮影枚数が3倍に増えるという問題もあったりして、なかなかに手間がかかります。そこで今回おすすめするのは、普通に撮影した1枚の写真からつくる「なんちゃってHDR写真」の作り方です。この方法はずっとPhotoShopでやっていたんだけど、今回のLightroomCCにおけるHDR写真への対応により、Lightroomでできるようになりました。

 

なんちゃってHDR写真の作り方

早速作り方なんですが、これは大変に簡単です。

用意するのは1枚のRAW写真。JPGでもいいけど、クオリティを少しでもあげるために、RAWであることが望ましい。

この1枚を「仮想コピー」によって2〜3枚に増やします。

そしてその増やした写真に対して、露出の調整を行います。1枚に「-2.0」、もう1枚に「+2.0」など露出を調整することで、仮想的に露出のオーバー/アンダー写真を生成するのがこの方法のお手軽なところ。同じ写真を元にしていることもあり、100%同じ構図ってのもポイントですね。

以下は実例です。元画像から露出の異なる2枚をLightroomで作り、合成しています。

HDR base01

↑こちらが元画像。これでも悪くないのですが、もう少しステンドグラスの部分のディテールがほしい感じです。また、レンガやイスも少しつぶれ気味。ここから、露出のオーバー/アンダーを作ります。

HDR base04

HDR base03

↑この2枚を作りました。そして、合わせて3枚をLightroomCCで合成します。

その結果完成したのがこちら。

Liverpool Cathedral -HDR Sample 1-2

元画像に比べ、レンガの暗いところはもちあがり、ステンドグラスなど明るいところは押さえられ、それぞれの特徴がよりくっきりとわかるようになりました。まさにいいところ取りですね。

 

もう1つ作例を。

IMG_3795.jpg

外が明るいため、人物の顔を暗くしないために露出のオーバー気味で撮影しています。そのため、外が少し明るすぎる感じ。

こいつから以下の2枚を作って合成をします。

IMG_3795-2.jpg

IMG_3795-3.jpg

この2枚。ポイントは、元画像からオーバー/アンダーを作ったのではなく、元画像を露出のオーバー扱いにして、標準露出、露出アンダーを作ったところですね。

そして元画像を合わせて3枚を合成したのがこちら。

IMG_3795-HDR.jpg

ばっちりじゃないですか?外もくっきり、人物の顔もくっきり。

もちろんHDRじゃなくてもがんばれば可能な表現ですが、なんちゃってHDRなら大変お手軽にこの結果が得られるので、とても良い感じです。とくにこのケースは人物撮影なんかではとても良くあるケースなんで、大変実用的な予感がしますよ。

ちなみに、この2つの作例は、過去に撮った写真を選んで作例にしました。ブラケット撮影していない過去の写真を蘇らせることができるのも、この「なんちゃってHDR写真」の良いところ(だと思っています)。

 

のりおのまとめ

このテクニックを使うときのコツは、元画像を露出アンダー(つまり暗め)に撮っておくことです。露出オーバーで飛んでしまっている部分は、いかにHDR化してもディテールが得られません。暗めの写真から、標準露出、露出のオーバーを作る方法を使えば、今回の作例よりもよりHDRっぽい画像が得られるはずです。

と、まあ大変に邪道?な「なんちゃってHDR写真」ですが、最終的に得られる写真が自分の好みなら、バンバン使ってもよいテクニックなんじゃないかなって思います。個人的には「ここぞ!」って時に使いたいですけどね。

そんなわけで、Lightroomがまた大きな進化をしたわけで、オススメしちゃうわけです。

 

いままでのLightroom関係の記事はこちら。

Lightroomカテゴリ | エアロプレイン
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flickrのアップロードできない問題は、オートアップロードアプリ配布に原因があるらしい

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flickrの迷走はいまに始まったことではないと思うんですが、さすがに今回は各所に支障が出すぎています。

もっとも大きいのは、アップロードがほぼ全滅ってところではないでしょうか。

オートアップロードを採用してトラフィック過多に対応できず?

どうもフォーラムでの運営側コメントを見る限りは、「オートアップロードのアプリを配ったら、そこらじゅうから大量に写真があがってきて、トラフィック過多に対応できませんでした(てへぺろ」ってことらしく、ちょっと信じられないですね。

とりあえずLightroomからのアップロードだけがダメなのかと思ったら、もはやMac用のUploaderからもダメだし、あまつさえブラウザからのアップロードもタイムアウト。もうだめだ、だめぽ。

flickrに対してこんなに失望したのは、Embedを無くすという迷走をしたとき以来、久々だなあ…。

気長に…待ち…待つしか無い…のか…

なお、友人からのコメントによれば、サービス経由でのアップロードはうまくいっているとのこと。Eyefiクラウドは間違いないと言っていました。いまからでも経由に変更できる方は、試してみて下さい。

Eyefi (アイファイ)クラウド – 安全なクラウドで便利に同期 | Eyefi Japan
http://jp.eyefi.com/products/cloud

 

flickrのアップロードエラーに関してはこちらをどうぞ

Flickrの:ヘルプフォーラム:アップロード
https://www.flickr.com/help/forum/en-us/72157652568890216/

ガラスの埃が1分でほとんど消えた!恐ろしやLightroomのスポット修正機能…!

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2015-05-28_1509

Lightroomやっぱり便利だな…と思ったのでサラッとまとめておきます。

Lightroomにはスポット修正という機能があって、ようはレンズにゴミが付いていて写り込んでしまった場合や、いて欲しくないところに人がいた場合、それを簡単に消すことができるわけですが、今回のような使い方もできるということで。

ガラスの埃が気になった!

先日、イベントでオメガさんのビルに行ったんですが、そこから夜景をとったところ…ガラスの埃がめちゃくちゃ気になりまして。

オメガ新策ウォッチ発表会 2015 #OMEGA

実際にはこんな感じ。点ならいいんですが、線だったんですよね、埃が。背景が暗いだけに、白い埃は大変に目立ちます。

そこでLightroomの登場ですよ。

2015-05-28_1509

スポット修正モードで「スポットを可視化」を起動すれば、この通り!あるわあるわ、ゴミの数々。実際にはこれがレンズの埃だったりするんですけど、今回は被写体側のゴミ(埃)が白日の下に晒されました。

あとは修正ブラシのサイズをなるべくゴミと同じサイズにして、可視化されたところを塗りつぶしていくだけ。色あわせやぼかしなどによる細かい修正技術の適用はLightroomが勝手にやってくれます。もし修正内容に納得がいかなかったら、修正点を指定した上で「/」ボタンを押せば、別の修正候補に切り替わります。修正の原理は試してみればすぐにわかると思いますので、まずは試してみることをオススメします。

さて、そんな元画像を1分ほど修正してみた画像がこちらです。水平方向補正ボタンで水平にもしました。これもお手軽。

オメガ新策ウォッチ発表会 2015 #OMEGA

わかります?

もう一度ならべますと

オメガ新策ウォッチ発表会 2015 #OMEGA

↑修正前 ↓修正後

オメガ新策ウォッチ発表会 2015 #OMEGA

たぶんこだわればもっともっとキレイに消せるとおもうんですが、今回の用途ではこれで十分。たった、たった1分の作業だけってのがポイントですね。前から便利な機能だと思ってましたが、ここまでくると戦慄さえ覚えます…。

 

のりおのまとめ

最初1年間使わせてもらった時には「現像かー」と思っていたものですが、いつの間にかLightroomが無いと生きていけないくらいになっていましたとさ。起動時間を考えると、クラウド版で毎月980円の課金も苦になってません。現像ソフトはいろいろあると思いますが、いまのところLightroom以外は考えてないかな。

 

ソフトウェアで購入ならこちらを。

Adobe Photoshop Lightroom 6 日本語版 Windows/Macintosh版
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PhotoShopも付いてくるお得なクラウド版の月額契約はこちら。月980円。常に最新版です。

写真編集、加工、管理、共有ソフト フォトグラフィプラン

NASを含んでLightroomのライブラリ管理している人に便利な写真移動の小技(ライブラリーフィルター)

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Lightroomの小技に気がついたのでメモ代わりに。

Lightroomを使っていて、沢山撮影するタイプの人にありがちなのが、ライブラリの中にHDDとNASが混在しているパターンではないでしょうか。特に、選別されなかった写真も全てNASに残すようなタイプの人は、この小技が生きるかもしれません。

ライブラリーフィルターを使ったファイル(写真)移動をすると、大変に管理が楽なことに気がつきましたので、そちらをご紹介。

 

Lightroomで数少ない不満のひとつ「ファイル移動」

既に無くてはならない存在のLightroomですが、不満をあげるとすれば、このファイル移動を僕は挙げたいと思っています。

どの点が不満かと言えば、フォルダごとの移動がとてもやりにくい点です。

たとえば僕の場合、HDD上とNAS上のフォルダ群がどちらもライブラリに登録されており、同じ2017年5月20日であっても、HDDとNAS両方にフォルダが存在する可能性が低くありません。これは、撮影してHDDに取り込んだあと、1次選別で選ばれなかった写真を、さっさとNASに入れてしまうからです。

たとえば5月20日に500枚撮影して、1次選別で100枚選んだとき、残りの400枚はNAS上の2017年5月20日のフォルダに移してしまいます。

この時、なにが不便かというと、HDD上に残した100枚がフォルダごとNASへ移動できなくなる点です。フォルダごとの場合、NAS上に同名フォルダが存在するため、移動を拒否されます。つまり、HDD上の写真を100枚選んで、ドラッグしたままNAS上の同名フォルダまでもっていかなければならないのです。これが、フォルダ数が増えてくると地味に面倒。できればWinのエクスプローラみたいに、右のメイン窓から左のフォルダ群にほいほい投げて終わらせたいわけです。

いやーめんどいなーと思いながら数年経過していたんですが、今日、突如ひらめきました。あ、これライブラリーフィルター使えばいいんじゃないの?と。

 

ライブラリーフィルターはめちゃくちゃ便利だった

ライブラリーフィルターとは、選択中のフォルダ内にある無数のファイル(写真)を、ある条件で絞り込む機能です。もちろん2017年という大きなフォルダから、5月20日のファイルだけを選ぶことも簡単にできます。

つまりHDD上のファイルをライブラリーフィルターで絞り込みつつ、左側のフォルダ表示カラムは該当する期間へと移動。こうすれば、1日ごとにファイルを絞り込んでは全選択してフォルダへドラッグアンドドロップ、絞り込んでは全選択してドラッグアンドドロップ、で済んでしまうわけです。とにかく移動距離が少ないので、はかどります。

ああ、これテキストで書くとめちゃくちゃわかりにくいんですが、同じ悩みをもっていた人には、今とっても響いてるんじゃないかって勝手に想像してます。おおお、これは楽すぎる!あの左カラムを上からしたまでググーっとスクロールしていたかったるさが皆無です。しかもドロップミスも起きづらい。最高。

 

のりおのまとめ

ということで、これは通じる人にだけ通じればいいです。同名フォルダ間のファイル移動、めちゃ楽にできますよ。これで写真管理効率、3%はアップしたと思う。

 

Lightroom

Adobe Lightroom CCの購入 | デジタルフォトソフト無償体験版

どうしてもAdobe系でEOS Kiss M のRAW現像をしたいときの裏技を紹介しますね(4月11日現在)

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3月23日(金)に発売されたばかりのカメラ Canon EOS Kiss M は、今日現在でAdobe系ソフトでのRAW現像ができません。いや、本当はAdobeの発表によればできるはずなんですが、なんかよくわかんないけど、読み込めないんですよね。

でも、その原因がわかりました。そして対処法もわかりました。原因も…恐らく。

そもそも本件は、Adobe曰く対応しているというはずのEOS Kiss MのRAWファイルが、いまだにAdobe製品で読み取れないことが問題です。Camera RAW 10.3 においては、いくら予備的な対応とはいえ、ちゃんと掲載されているのに読めないとはこれいかに…。

Camera Raw がサポートするカメラ 2018 年 4 月に追加された最新カメラ より

Camera Raw がサポートするカメラ

ということで、ふと思うところがあって海外のほうはどうなっているのかを検索してみました。海外だと、Kiss M は EOS M50 という名前でリリースされています。するとですね…海外ではなんとなくRAWファイルが読めているっぽいのです。

そこでピーンときました。ピーンときて、ツイッターを検索してみると…いましたよ!バイナリエディタで機種名を変更することにより読み込める!と試している人が。

ネモGさんのツイート: “こんにちは!バイナリー置換ができるソフト「https://t.co/y1xm5abnFE」で「EOS KISS M」から「EOS M50 」へ置換してみました。… “

どういうことかというと、RAWファイルは冒頭に撮影情報(いわゆるExif)が入っておりまして、もしCamera RAWがこのExifを見て非対応カメラとしているとすれば、そこを書き換えちまえばいいんじゃない?という力業です。

で、結論からもうしますと、そちらを書き換えることでうまくいきました。ばっちりです。

なんという…。

なおMacの場合の手順ですが…

1:なんでもいいのですがバイナリエディタをインストールしまして(例えば下記HexEdit)

HexEdit 日本語版のページ

2:読み込みたいRAWファイルを上記バイナリエディタで開きまして

3:検索/置換にて以下の「」の中身を実施(置換後は末尾に空白が3つ含まれているのでご注意ください)

検索「EOS KISS M」
置換「EOS M50 」

うまくいけば、EOS M50で撮影したファイル扱いになりまして、LightroomやPhotoshopなどのAdobe系アプリで読み込むことが可能になります。

バイナリエディタでの作業は一歩間違えるとファイルが開けなくなりますので、なるべくコピーファイルを作りつつ、自己責任で実施をお願いできれば。

 

のりおのまとめ

これってアプリ制作側の…ミス???

 

Adobe Lightroom5使い始めレビュー「何故いままで使ってなかった、自分よ…」

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2013-09-10_1746

*本記事はAdobeさんよりCreativeCloudを1年間無償提供していただき、ソフトウェアを利用した上で書いています。なお記事内容に関してはチェックや指示など受けておりません*

Adobeさんのブロガー向けプログラムにて、1年間CreativeCloud製品を使わせていただいてもらってます。数ある製品の中から僕が注目したのは…そう、写真版PhotoshopことLightroomです。

がっつり使い始めてはや1カ月。いま思うことは「何故はやく使ってなかったんだ自分よ…」です。

Windowsで使っている間はピンとこなかった

実はLightroomを使い始める前は、Windowsで主にGooglePicasaを使って写真の管理、補正を行っていました。どちらかといえば「ざっくり」した補正を行えるのがPicasaで、機能の不足は感じつつも、写真を管理するアプリとしてはなかなかいいんじゃないかなーと思いながら使っていました。FlickrUploaderとの連携も悪くなかったため、それはそれで満足していました。その頃は。

そこに登場したのがLightroom5です。たまにPhotoshop(CS1)で写真を補正することもありましたが、写真だけに使うにはなあと思っていたので、写真に特化したLightroomを使えるというのは、5D3というフルサイズのデジイチを買った僕にとっても良いタイミングでのお声かけでした。Adobeさん本当にありがとうございます。

でも…実は最初の頃は、Lightroomがしっくりこなかったんです。いや、むしろ「???」と疑問さえ浮かんでいました。今から思えばWindowsとLightroomの連携が良くないんじゃないかとしか思えないのですが、とにかく直感的な操作が行えず、細かいストレスが溜まるような状況でした。

しかし状況が変わったのが、MacでLightroomを使うようになってからです。

MacでLightroomを使ったら天国だった

きっかけは旅行でした。旅行中に撮影した写真をMac(MBA)で吸い取って、移動時間に補正したら楽なんじゃないかなと思って、MacにLightroomをインストール。写真もいままでチャレンジしたことのなかった、Lightroomを使って吸い出すことを試してみたんです。

そしたら…快適じゃないの。なんなのこれ。いままでWindowsにて純正の吸い出しツールでWindowsのHDDに格納し、Lightroomで読み込み直していたあの環境とは、まったく違うスムーズさ。なによりMacのUIとLightroomの操作がマッチしていて、ガンガン写真を補正していける!楽しい!

まずLightroomをMacで使うようになって、Picasa時代よりも写真の管理・補正にかかる時間が半分くらいになりました。その最たるところは「同期」機能ですね。いわゆる、同じ補正や切り抜き、タグ付けを複数の写真に対して一斉に行う機能です。これがまあ便利この上ない。例えば同じ店内で撮影したような写真であれば、ホワイトバランスや明瞭度を同じ設定にて一気に適用できます。

Flickrと連動させるなら最高すぎるLightroom

またなにより嬉しかったのがFlickrとの連携ですね。Lightroomにて、ついに「写真の差し替え」という機能を手に入れましたよ僕は!いままでFlickrUploader使っていた頃は、上げた写真は上げっぱなしが通常で、再補正をして差し替えるなどの作業は最高に面倒なものでした。それがLightroomでは、1枚の写真に対してアップロード後に適用した作業はしっかりと再アップロードで適用されます。その際、写真のURLが変わらない、つまり「差し替え」ですね。いままでFlickrのWebのUIでしかこれは無かったと思うので、とても助かっています。旅行中にはとりあえず元ファイルのままでアップ、その後補正を加えて再アップ、みたいなことが可能になりました。ただしサムネイルなどのURLは変わることがある?みたいなので、要注意ですね。

新しいカメラを買った時くらいの衝撃度がある

当初はピンとこなかったLightroomも、いまや手放せないアプリになりつつあります。この衝撃は、まるで新しいカメラを買った時に近いかも。いやあ、写真って撮影した後も楽しいんだなあと痛感しています。

ありがとうAdobe。ということで、これからしばらくはLightroomでの発見や感激を記事にしていきたいと思います。

気になる機能についてはおいおい触れていきますので、まずはFlickrにて写真を見ていただければありがたいです。最近のものはLightroomを使うようになっています。

Flickr: Your Photostream

写真・ビデオ編集ソフト | Adobe Lightroom 5

flickrユーザー必見!Lightroom5との連携は「差し替え」がとっても便利!

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Lightroomを使った快適写真編集管理生活を続けております。特に先日もご紹介したとおり、flickrの差し替えが可能なったのが涙が出るほど便利。便利すぎる。

ということで、気になるflickrとLightroom5の基本的な連携機能についてご紹介。

*本記事はAdobeさんよりCreativeCloudを1年間無償提供していただき、ソフトウェアを利用した上で自由に書いています。なお記事内容に関してはチェックや指示など受けておりません*

LightroomとFlickrの連携は本当に快適

Lightroomでは、セットという概念とflickrのセットとを同期することができます。flickr向けに作ったセットの中の写真は「公開」ボタンを押すと自動的にflickrで公開されます。その際のタイトル、タグなどは細かく決めることができまして、写真の情報は細かく設定することが可能です。Lightroom内でメタデータを「同期」する事で、1枚の写真に対して適用したタグなどを効率よく複数の写真に適用できるため、入力に対するコストは限りなく低く済みます。

また個人的には目玉機能だと思っているのが、写真の差し替えです。1度公開した写真を再加工したり、メタデータの変更を行ったりした場合は、「差し替え」としてflickr上の同一画像を上書きして公開しなおすことができます。いままで使っていたflickr Uploaderなどのツールでは新規アップしかできなかったため、この「差し替え」はとても便利です。とりあえずアップしておいて、メタデータは後から差し替えみたいなことも可能です。これ大変助かっています。今まで同じ写真でも再加工やタグやディスクリプションを追加したものは別写真扱いになってしまっていたので、いろいろと困ることが多かったんですよね。せっかくフェイバリットのついた写真が重複してしまうとか。

flickrのWebからは差し替えできたのですが、アプリを使っていたからそうもいかず。Lightroomが差し替えに対応していると気がついた時は小躍りしました。

メタデータ以外に手を加えた写真は差し替えでサムネイルがURL変更となる

さて、次に短所というか、flickrの仕様も含めて注意しなければいけない点を挙げておきます。

まず最大の注意点は、「差し替え」に関するflickrの仕様です。再加工した画像で「差し替え」を行うと、サムネイル含めた画像のファイル名が変わるんです。これはすなわち、Embedした画像のURLが変わることを指します。

クレアエスト ClairEst
↑こういったページのURLは変わりませんが、

http://farm6.staticflickr.com/5486/10375684895_76026096cb_d.jpg
↑こういった画像のファイル名が変わります。

 

2013-10-13_1209

実際にはこの写真を

2013-10-13_1208

明るさなどを補正してアップしなおすと、ブログ上では

2013-10-13_1211

こうなります。

おそらくLightroomの挙動として

・画像に修正を加えたものの差し替え→画像をアップしなおし
・メタデータのみに修正を加えたものの差し替え→画像のアップはなし

となっているのでしょう。flickrは画像をアップするたびに新しいファイルを生成する仕組みですから、画像のアップしなおしが発生すれば、それに伴ってサムネイルも再生成され、Embedした画像のURLが変わるのは仕方が無いことに思えます。ただ、URLが変わるなら元の画像ファイル含めたサムネイルは消さずに残して欲しかったかなあと。Embedを提供しているなら、それくらいしてくれてもいいのに…贅沢な話ですが。

なお他の注意点としては、Lightroomからは既存のflickrセットが扱えないということでしょうか。Lightroomで作ったセットしか管理できませんので割り切って使うのが良さそうです。

差し替えだけでも最高だ

ただ、今までのことを考えれば、この「差し替え」ができるようになっただけでも大きな進歩です。

前の記事で書いたように、いつの間にかLightroom無しではどうにもできなくなりつつある自分がいます。Adobeさんにまんまとやられた感じです。でも、嫌いじゃない。

いままでの写真管理はなんだったのだろうか。願わくば、flickrが こんなこと しないで健全に進化してくれますことを。

参考リンク

どうしようもない僕にどうしようもないflickr新UIがおりてきた
Adobe Lightroom5使い始めレビュー「何故いままで使ってなかった、自分よ…」

 

 


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